シプロフロキサシン錠
この薬は何ですか?
シプロフロキサシンは、キノロン系抗生物質です。 細菌を殺すか、その成長を停止させます。 尿路、呼吸器、皮膚、消化管、および骨の感染症のような、多くの種類の感染症治療に使用されます。 風邪、インフルエンザ、または他のウイルス感染に対しては作用しません。
この薬の服用前に、医療専門家が知っておくべきことは何ですか?
医療提供者は、あなたがこれらの症状のいずれかであるかを知る必要があります。 :
- 関節障害のある子供
- 心臓病
- 腎臓病
- 肝臓の病気
- 発作性障害
- シプロフロキサシン、他の抗生物質や医薬品、食品、染料、または防腐剤への異常反応やアレルギー反応
- 妊娠中または妊娠しようとしている
- 授乳
この薬の服用方法は?
コップ一杯の水で、この薬を飲む。 定期的に薬を服用する。 指示よりも多い頻度で、薬を服用しないで下さい。 体調が良いと思っても、指示通りの薬、全部を服用して下さい。 用量をとばしたり、早期に薬を止めないで下さい。
食事と一緒、または空腹時に、この薬を服用できます。 乳製品やカルシウムを含む食事と一緒に服用することができますが、牛乳やヨーグルト、カルシウム強化ジュースのような乳製品を、単独で一緒に服用してはなりません。
この薬の子供への服用に関して、小児科医に相談して下さい。 特別なケアが必要になることがあります。
過量投与: あまりにも、この薬を多く服用したと思ったら、すぐに中毒事故管理センターまたは救急治療室に連絡して下さい。
注記: この薬はあなた専用です。 他の人と、この薬を共用しないで下さい。
服用を忘れた場合はどうなりますか?
もし服用を忘れた場合は、できるだけ早く、その分を服用して下さい。 ほぼ次の服用の時間である場合には、次の分のみを服用して下さい。 2倍または余分な量を服用しないで下さい。
この薬と相互作用するものは何ですか?
下記の薬剤のいずれかと共に、この薬を服用しないで下さい。:
- シサプリド
- ドロペリドール
- テルフェナジン
- チザニジン
この薬は、下記と相互作用する場合があります。
- 制酸剤
- カフェイン
- シクロスポリン
- ジダノシン(ddI)バッファ錠剤やバッファ粉末
- 糖尿病用薬
- イブプロフェン、ナプロキセンなどの炎症のための薬
- メトトレキサート
- マルチビタミン
- オメプラゾール
- フェニトイン
- プロベネシド
- スクラルファート
- テオフィリン
- ワルファリン
このリストは、すべての可能性のある相互作用を記述したものではない場合があります。 医療サービス提供者に、すべての医薬品、ハーブ、非処方薬、または使用する栄養補助食品のリストを渡して下さい。 喫煙、飲酒、または違法薬物の使用についても、医療サービス提供者に伝えて下さい。 この薬と相互作用を起こす可能性のあるものがあります。
この薬の服用中は、何に注意すれば良いですか?
症状が改善しない場合は、医師または医療専門家にご相談下さい。
市販薬で下痢を治療しないで下さい。 もし2日以上下痢が続く場合や、下痢がひどい場合、または水っぽい下痢の場合には、医師にご相談下さい。
眠気や立ちくらみがすることあります。 この薬で、どのような影響が起こるかが分かるまで、運転や機械の使用、あるいは精神的敏捷性を必要とすることは、何もしないで下さい。 高齢患者である場合は特に、すぐに立ち上がったり、すぐに座ったりしてはなりません。 これにより、めまいや失神の発作のリスクを低減します。
この薬は、日光をより敏感にさせます。 日光を避ける。 日光を避けられない場合は、防護服及び日焼け止めを使用して下さい。。 太陽灯や日焼けベッド/ブースを使用しないで下さい。
この薬の用量を服用する6時間前、及び服用後の2時間は、制酸剤、アルミニウム、カルシウム、鉄分、マグネシウム、および亜鉛製品を避けること。
この薬の副作用で注意することは何ですか?
できるだけ早く医師または医療専門家に相談すべき副作用:
- 皮膚の発疹、かゆみやじんましん、顔や唇の腫れ、舌が腫れるようなアレルギー反応
- 呼吸障害
- 混乱、悪夢や幻覚
- 失神やめまい、または倒れを感じる
- 不整脈
- 間接、筋肉や腱の痛み、または腫れ
- 排尿の痛み、または排尿障害
- 口の中を含めて、皮膚の赤み、水膨れ、剥離または緩み
- 発作
- 異常な痛み、しびれ、うずき、または脱力感
通常は医師の診察を必要としない副作用(症状が続く、あるいは煩わしい場合は、医師または医療専門家へご相談下さい。):
- 下痢
- 吐き気や胃のむかつき
- 口の中に白い斑点やただれ
このリストは、すべての可能性のある副作用を記載していない場合があります。
どこに薬を保管できますか?
子供の手の届かないところに保管して下さい。
摂氏30度(華氏86度)以下の室温で保管して下さい。 容器を密閉して保管する。 有効期限が過ぎた未使用薬は捨てて下さい。